2014年04月15日

観察できる子、できない子と春の入会キャンペーンのお知らせ

今回は、観察できる子、できない子というタイトルで拙い文章ですが書かせて頂きます。

例えばこんなことです。
保育園、幼稚園で、先生が「じゃあみんなで~しましょう!先生がお手本を見せるので、よ~く見ててね!」
といって、お手本みせてくれることがあると思います。

観察できない子は、つまり気付かないので、
「わ!先生すごい!はやくやりたい」で終わります。

観察できる子は、つまりよく気づく子なので、
「先生すごい」はもちろん、先生の見本を見てなるほど「ああやってすればいいのか!」と思っています。

*ただし、実際に観察して学んだ通りにできるかは、思った通り体が動くかなど、身体的な発達に左右されることもあるでしょう。


同じ説明と、同じ見本を見ても、各個人感じ方、とらえ方が異なるのは当然です。
また、もっと前提のお話で、そもそも話を聞かない、見本を見ていない場合もあるでしょう。


しかし、たくさんのお子様を見てきた経験上、

一生懸命見聞きしているのに、気付かない子、観察できない子がいます。

理由はひとつでは恐らくありません。色々な要因がありますし、個人それぞれが、いくつかの要因が絡んで気付かないことが多いはずです。

例えば、


・そもそも聞いていない、見ていない。
・聞いているが、先生の説明の意味がわからない。(理解できない)
・見ているが、何をしているのか意味がわからない。(理解できない)
・物事に注目するという経験がなく、物事に注目するという行為自体を知らない。
・動きがあるものの場合、目で追えない。(追従性眼球運動)
・見聞きはしているが、どうすればよいかを考えることができない。疑問を持たない。


などなどです。(2-3歳から園児くらいを対象にした場合です。)

ご相談で、「うちの子は、先生の話を聞けない」

聞いているように見えるのに「これやろうねといっても、やれない」
といった趣旨の相談をお受けすることがありますが、

なぜ聞けないのか、本当に聞けないのか(聞けているが、内容を理解できていないのか)というように考えてあげる必要があると思います。


園で先生がこれしましょうね!といった内容が分からないのに、小学校で授業の説明を理解し、分かることは可能性として、低いはずです。(覚えさせれば、点数だけはとれます。)

まだ赤ちゃんのお子様を育てていらっしゃる場合には、赤ちゃんの意識を目の前にある普通のことに振り、細かい部分まで一緒に観察して下さい。

水道工事としっていても、「あのおじさんは、道路に穴をほっていったい何をしてるんだろうね」などです。
(答えは子供から返ってこなくても全く問題ありません。)


気付いてどんどんやれる人はそうやって育っていくように感じます。

ある日突然、気づける、観察できる人にはならないことだけは間違いありませんし、何もしなくても観察力のある子には育ちませんので(ナチュラルにそういう環境を作れる親御様もいらっしゃいます。)

日常の中で、お子様と一緒に見聞きし、一緒に観察してあげて下さい。


ご相談、いつでもお待ちしております。


またただ今春のキャンペーン実施中です。
席に限りがございますので、お気軽にお問い合わせください。

→問い合わせ先 0266(75)0096

アカデミアキッズ 講師 百瀬


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